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【保存版】引っ越しってどんな手続きが必要なんだっけ?

2023.1.1
「初めての引っ越しで何から手を付けて良いか分からない」

こういった疑問をお持ちの方に向けた記事となります。
引っ越しは一生のうちに何回もするものではないため、一度行っても手順を忘れてしまうものです。
初めての方だと、もはや何をすれば良いのかも分からないと思います。

そこでこの記事では、「引っ越しを決めてから引っ越しが完了するまでの手続き」「引っ越しが完了した後に必要となる手続き」を時系列に沿って紹介していきます。

あからじめ必要な書類や手続きを知っておくことで、引っ越しをスムーズに進められますよ!

1. 引っ越しの手順

まずは大まかな流れと具体的にするべき手順についてみておきましょう。 ・引っ越しをすることが決まったら、賃貸物件の解約を進める。子供がいる場合は転校・転園関連の手続きをする。 ・引っ越しの1ヵ月前になったらインターネットの手続きを進める。 ・引っ越しの2週間前になったら役所関係、ライフライン関係の手続きを全て済ませる。 ・引っ越しを行う当日はライフラインの開始手続きを優先的に行う ・引っ越し完了後は引っ越し先の役場にて転入届の提出やその他手続きを済ませる 上記が大まかな流れになります。 どれかを省いてしまうと、後々から面倒なことになるので、忘れずに一つ一つ行っていきましょう。 初めての引っ越しでよく分からないという人は、以下で説明する手順の詳細をご覧ください。

2. 引っ越しが決まったら行う手続き

「引っ越しをしよう!」と決めた後に行っていく手続きを紹介していきます。 主に、賃貸物件、学校などの手続きです。どれも早いに越したことはないので、手早く済ませましょう。 ■賃貸物件の解約手続き ほとんどの賃貸物件では、解約する際は退去する1~2ヵ月前に申告し、手続きを行わなければいけません。 引っ越しが決まった段階で大家さんか管理会社の担当者に退去の旨を伝えましょう。賃貸物件とは別に、月極駐車場を借りているという人もこの段階で貸主、管理会社jに電話をします。 また、直前になって焦ってしまわないように、掃除や荷物整理を少しずつ進めていくと良いです。 ■学校の転校手続き(対象者:公立の学校に通う子供)
公立の学校に通う子供(小学校、中学校、高校)がいる場合は、在籍中の学校にて「在学証明書」「教科書給与証明書」を発行してもらう必要があります。 私立の学校への転校を考えている場合は、編入試験が必要となる場合があるため、転校先の学校や教育委員会の窓口に問い合わせしておきましょう。 学校に通う最終日を子供に伝え、友達とちゃんとお別れができるような気配りも忘れずに行いたいです。

3. 引っ越しの1ヵ月前に行っておきたい手続き

引っ越しの1ヵ月前は特にバタバタしやすいです。 この段階でまだ部屋の片付けや、荷物の整理ができていないということであれば、少し慌てる必要があります。 手続きも増えてくるので、必要物、行くべき場所を把握しておき、スムーズな引っ越しにしていきましょう。 ■インターネットの引っ越し手続き
インターネットの引っ越し手続き
まず、インターネット回線の契約がある人は、NTT、プロバイダに連絡をとり引っ越しの準備を進めていきます。 少し早いように思うかもしれませんが、早めに済ませておかないと新居での開通工事に時間がかかってしまう可能性があります 特に、3~4月の前後は引っ越しシーズンとなるので、予約が取れないということも考えられるでしょう。3~4月に被るという場合は、1ヵ月より前から連絡しておくことをおすすめします。 ■粗大ごみの処分手続き
粗大ごみの処分
ベッド・家具といった粗大ごみは、一般のゴミと一緒に捨てることができません。 住んでいる自治体への申し込みと手数料を支払う必要があります。今は、電話で予約制のような形をとっている自治体が多いです。 流れとしては自治体の窓口に電話し、何月何日の何時ごろに捨てるかのを予約します。その後、手数料を居住地近くのコンビニで支払うという流れが一般的です。 粗大ごみの処分を後回しにしてしまうと、引っ越し当日に粗大ごみが余ってしまい、新居に持っていかなければならないという状況になる恐れがあります。 予約の日取り調整が中々合わないということもあるので、早めに予約して処理しておきましょう。 ■転出届の提出と必要書類(対象者:市区町村が変わる方) 引っ越し後に市区町村が変わるという人は、引っ越し元の役所で「転出届け」を提出しましょう。 届け出が受理されると「転出証明書」を受け取ることができます。この証明書はのちに提出するので失くさないように保管しておいてください。 また、転出届けと同様に、下記の手続きも役場で完了させておく必要があります。 ・国民保険に加入している人は「国民健康保険の資格喪失手続き」を行う ・引っ越し元の役場に実印での印鑑登録がある場合、登録廃止の手続きを行う ・転居元で原付を所有していた場合、ナンバープレートを返却し、「廃車証明書」をもらう やり残したことがあると、引っ越し先からまた通うという手間が発生します。 自治体によって特殊な部分もあったりするので、役場に行った際は「他に行っておく手続きはありますか?」と聞いてみると良いです。 ■ライフラインの解約手続き
ライフラインの解約
はじめに、電気・ガス・水道の引っ越し手続きを行っていきます。 まずは電気の利用を停止するために、旧居で指定していた電力会社に契約解除の連絡をします。Webサイトにて可能な場合もありますが、電話の方が速いのでおすすめです。 引っ越し日までの利用料金は後日支払いで対応します。 次にガスの引っ越し手続きです。 電気と同じように、利用指定していたガス会社に電話し、契約解除の手続きを進めます。同時に、引っ越し後にすぐガスを使うための開始手続きを行っておきましょう。 料金については新居の開栓の際か後日振り込みで対応可能です。 また、ガスの開栓は業者の人による作業が必要となります。その際は、立ち合いが必須となりますので、あからじめスケジュールを調整しておきましょう。 水道も同様の流れで手続きを行っていきます。水道の場合は手続きを忘れてしまうと住んでいない部屋の水道代を払うことになってしまうので特に注意が必要です。 ■固定電話の変更手続き
固定電話の変更手続き
固定電話の変更手続きとは、現在利用している回線を提供するサービス会社のWebサイト、または電話にて引っ越し作業を行うことです。 引き続いて回線を利用する場合、新居での工事も必要になりますので、日程の相談も必ずしておきましょう。

4. 引っ越し後、新居で行う手続き

引っ越しが終わって安心するのはまだ少し早いです。 生活をするための引っ越し手続きを済ませていきます。 ■電気・水道の使用開始手続き 一般的に、電気と水道の開始手続きは引っ越し後、自分で開栓・開始を行っていきます。 手続きの方法は、新居に届くであろう申込書を郵送するか、届いていない場合は電話・ファクス・Webサイトなどでも対応可能です。 ■転居届・転入届の提出
転居届・転入届の提出
引っ越し元で受け取った転出届証明書を持って、役場にて転居届・転入届の提出をします。 原則として2週間以内と決まっているので、できるだけ早めに行っておきましょう。 ■子供がいる方は、「学校の転校手続き」「児童手当の住所変更手続き」を行う 上記の手順にて転居届、転入届けの提出が完了したら、続いて「入学通知書」を発行してもらいます。 「入学通知書」を受け取ったら、子供が引っ越し前に通っていた学校でも受け取った「教科書給与証明書」「在学証明書」などを転校先の学校に転出しましょう。 また、別の市区町村へ引っ越した上で転校する場合、児童手当の住所変更手続きも行います。 まずは旧居の役場で「児童手当受給事由消滅届」を提出しましょう。次に「所得課税証明書」を発行してもらいます。これは、前年度の住民税の課税金額・所得を証明する際に必要となります。

5. その他の引っ越しの際に必要になる手続き

住居に関する手続きが終わったら、下記で紹介する手続きも済ませておきましょう。 ■免許証の住居変更手続き 運転免許証を所持している人は、警察署・陸運局のどちらからで「記載事項変更」を行います。 運転免許センター、運転免許試験場で対応してくれることもありますので、電話で問い合わせてみましょう。 免許証に記載されている住所が現住所でない場合、色々と不便なことがあります。できるだけ早めに手続きを行っておくと良いです。 ■自動車の住所変更手続き
自動車の住所変更手続き
引っ越しをしたら、自動車の変更手続きを行います。 運輸支局・自動車検査登録事務所に下記の必要物を持って出向きましょう。 ・新住所での車庫証明書 ・自動車検査証 一般的には上記の書類があれば大丈夫ですが、念のため各事務所に問い合わせておくと確実です。 また、引っ越しすることで管轄の陸運支局が変わる場合は、上記の書類に加え、登録する車を持っていかなければいけません。

6. まとめ

この記事では、引っ越しの際に必要となる手続きを時系列に沿って紹介してきました。 引っ越しが初めてだという場合、バタつきやすく、多くの時間がかかります。 この記事を参考にしていただき、「次に何をしなければいけないか」ということを把握しながら引っ越しを行うとスムーズに進められるはずです。 また、やり残したことを作ってしまうと普通より手間が増えてしまいますので、一つ一つの作業を確実に、スムーズに行っていきましょう。

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